いよいよ明日はクリスマスイブですね!クリスマスでもHip Hopだぜ~という方へ。Ohmega Wattssによるクリスマスミックスをどうぞ。ジャケが無いので画像は適当に持ってきました。一番最後にOhmega Watts自身によるI'll Be Home for Christmasのリミックスが入っています。元リンクが既に切れているのでどっかのブロガーさんがアップした物だと思います。
Tracklist
01. RUN-D.M.C. "Christmas in Hollis"
02. Dana Dane "Dana Dane is Coming to Town
03. Beastie Boys "Sure Shot"
04. Sweet Tee "Let The Jingle Bells Rock"
05. Da'rel Jr. "This Christmas"
06. Braille "Blessed Man"
07. Sojourn "Definitely Special"
08. Flying Lotus "Roberta Flack Ft. Dolly"
09. Surreal "First Chapter"
10. Poems "Love"
11. Nicolay & Kay "Tight Eyes"
12. Choclit Kennedy "On & On"
13. J Dilla "Won't Do"
14. Othello "Silhouette"
15. James Brown "Don't Tell It"
16. Red Astaire Ft. Caretta Bell "You Dead Wrong"
17. Theory Hazit "Grizzly"
18. Grand Puba "Amazing"
19. Charles Brown "I'll Be Home for Christmas" (Ohmega Watts Remix)
リリースラッシュですがこちらも忘れずに!恐れていた(?)エレクトロポップ路線はPay Meのみ(しかも短い)。全体的にPrinceを基調とした80年代ポップを今風に蘇らせた、という感じでしょうか。80年代ポップとはいっても、ただ「流行りだからやってみました」というのではなく、どこか他の人と違う物、新しい物を作ろうという気概を感じるのも好印象。Miguel君の声は最近の若手の中ではかなり表情がありますね、影があるというか。そこが先行シングルのAll I Want Is Youでは妙にべたっとした歌謡曲調に聴こえてしまっていた感が。ヒットするべくしてヒットした曲ではあるけれども、必ずしもMiguel君の魅力を最大限伝える曲では無かったのかも。特に好きなのがスロウのTeach MeとVixenで、それぞれPrinceとMichaelの官能的なエッセンスを感じる曲。スロウでこれだけ個性が出せるとはこれからが楽しみ。私的今年の新人賞です。こちらでフル試聴出来るので是非聴いてみてください。
Def Jam所属のボーカルグループRydazNrtisTのミックステープです。シングルSorry Ass Apologyも入っています。この人達、なんでもMariahの従兄弟だとかで、この曲のリミックスには旦那様のNick Cannonが参加したビデオが作られています。これはリミックスの方が好き(残念ながらこのミックステープには未収録です)。
このCDも日本のP-Vineのみでの発売みたいです。L.V.のソロ作としては3枚目の作品となります。プロデュースの半分くらいはSCCのProdejeで、本当にこの人達の絆の強さというのは感じますねぇ。SCCでの活動のイメージが強いせいか、全体的にちょっと音のチープさが気になるかなぁ。曲も歌もいいだけにちょっと残念だけど、多分聴き込む程に味が出るスルメ盤になる事でしょう。1曲目のBounceなんかもちょっと音のセンスが古いし。まあ、本来2008年に発表予定だったのが延び延びになったという経緯があるらしいのでその辺は仕方ないでしょう。マービンを意識したと思われるChill辺りも、もっといい音で聴きたかったー、もったいない。もしかして、そういうインディ臭さもG-Rapファンとかには堪らないのかな。オススメ曲は往年のブラコンシンガー的な力強いGive Ya LuvとR-I-P。特にR-I-Pは胸が熱くなる熱唱で音のチープさは全く感じさせません。YouTubeにアップしてみたので聴いてみてください。
怒涛のR&Bリリースラッシュを横目に、積ん聴きとなっていたアルバムの消化に努めております。既に新作The Voiceを発表しているWillie Claytonの2009年作です。ブルース色が後退してサウンド的にはかなり若返っており、R&Bファンにも自信を持って薦められるアルバムに仕上がっています。やはり注目はオープニングの華やかなステッパーズDance The Night Away、そしてゲストにDave Hollister(!)を迎えたWe Both Grownの2曲でしょうか。中盤の曲も粒ぞろいで、個人的には女性コーラスが入ったPut It On Meが特にお気に入り。後半のThe Best Years Of My Lifeは再録ですね。同名のアルバムを持っている筈。探すのが面倒だから聴き返してないけど、ややスウィートなアレンジになってるのかな?オリジナルの方が好きかもだけどこのアルバムの雰囲気にはこっちの方があってるかな。ラストのShake Your Money Makerはマラコのシンガーがやりそうなジャンプ物なので、いらかったかなという気はしますがアルバムの雰囲気を壊すほどでは無いです。勿論、曲単体としての出来は良いですよ。というか、にわかファンの私の文章よりもこちらのReviewを読んだ方がいいかもしれない^^; スリリングさを求める人には物足りないかもしれないけど、安心して聴ける大人のソウルミュージックです。